地図 - ジャブリャク (モンテネグロ) (Žabljak)

ジャブリャク (Žabljak)
ジャブリャク(モンテネグロ語:Жабљак、Žabljak、、トルコ語:Yabliak)とは、モンテネグロに位置する都市. 街はドゥルミトル山塊の中にあり、街の中心部の標高は1,456mある. そのため、ジャブリャクはバルカン半島で一番高い位置にある都市である.

かつて、スラヴ人はこの地をヴァレジナ・ヴォダ(Varezina voda / Варезина вода)と呼んでおり、これはこの地には飲み水が豊富であったためと考えられる. その後、隊商の休憩地(ハン)に近かった為にハノヴィ(Hanovi)またはアノヴィ(Anovi)と呼ばれるようになった. 現在の名称は、学校や教会が設置された1870年に制定されたが、それらの建造物の大半はバルカン戦争で灰燼に帰した. 1862年に建造された救世主顕栄聖堂が現在でも残っており、モンテネグロ公国がオスマン帝国に勝利した時の記念碑となっている. その後、ジャブリャクは町として成立し、商店や喫茶店も開業した. そして、1880年代半ばには行政の中心地となった.

第二次世界大戦直前のジャブリャクは、典型的な山岳地の建築の様相を残した街であった. また、その豊かな自然からユーゴスラビア王国各地やイタリアから観光客が訪れるようになった. しかし、第二次世界大戦で街は焼き払われ破壊された. 終戦後は、モンテネグロに於けるウィンタースポーツの中心地として再建された.

 
地図 - ジャブリャク (Žabljak)
国 - モンテネグロ
モンテネグロの国旗
モンテネグロ(Montenegro、、キリル文字:Црна Гора)は、東南ヨーロッパ、バルカン半島に位置する共和制国家. 首都はポドゴリツァ (旧憲法ではツェティニェ ). 南はアドリア海に臨み、北西をクロアチアのドゥブロヴニクとボスニア・ヘルツェゴビナ、北東をセルビアのサンジャク地方、南東をアルバニア、東部をコソボと接する.

同国は、21世紀に独立を果たした国家の一つに数えられている. 前身はユーゴスラビア紛争によるユーゴスラビア社会主義連邦共和国の解体によって成立したユーゴスラビア連邦共和国(1992年-2003年)およびセルビア・モンテネグロ(2003年-2006年)を構成する2つの共和国のうちのひとつ、モンテネグロ共和国であった.
通貨 / 言語  
ISO 通貨 シンボル 有効数字
EUR ユーロ (Euro) € 2
ISO 言語
SQ アルバニア語 (Albanian language)
HR クロアチア語 (Croatian language)
SR セルビア語 (Serbian language)
HU ハンガリー語 (Hungarian language)
BS ボスニア語 (Bosnian language)
Neighbourhood - 国  
  •  アルバニア 
  •  クロアチア 
  •  コソボ 
  •  セルビア 
  •  ボスニア・ヘルツェゴビナ